On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2026-06-03 00:45:46
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【改題しました】  メガソーラーをめぐる釧路湿原の現場調査、現地交渉はどうやって実現したか



▼衆参両院の環境委員会、あるいは他の委員会で、指名されて答弁に立つことは依然、続いています。

 不肖わたしを指名されての質問が、始まりました。
 行政官 ( 官僚 ) の用意した答弁書に依らずに答弁すると、心に決めているので、質問の意図、含み、狙い、志、要所をひとつ残らず頭に刻むように、じっと集中して聴いています。



▼答弁を開始しました。
 質問は、北海道の釧路湿原を重大な例として、メガソーラーなどの再生可能エネルギーに過度に依存することが、逆に自然を破壊するリスクについてです。

 不肖わたしは、環境副大臣として総選挙まえの1月に釧路湿原に入り、周辺の町村も歩き、地元のすべての首長と人間関係を作りながらじっくりと議論しました。
 実は、最初に「釧路湿原の現場へ行く」と提起したときには、行かせまいとする強力な動きが複数ありました。
 それと表だって喧嘩するのではなく、これもじっくりと水面下で話し合いと交渉を重ね、最終的には思うとおり公務としての現地調査、現場交渉を実現しました。
 これは副大臣として、また国会議員として、さらに護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の代表として、常に行っていることです。
 たとえば、皇位継承をめぐっても、同様に水面下の動きを重ねています。

 わたしを指名しての質問は、釧路湿原を実際に調べ、首長や関係者と現地で議論していることが、背景となっています。
 実際、質問された議員は「青山副大臣は、釧路湿原に行かれていますから」と質問のなかで仰っていました。

 そして、メガソーラーを政府が支援することをやめる、それを他省庁と、これも水面下深くで連携して、実現しました。
 こんなことは、まつりごと ( 政 ) の実務者としては、基本中の基本です。お分かりいただけるのではないでしょうか。
 実務の外からお話しになる立場である評論家やYouTuberと同じように「表に出せ」と強く要求され、「自分の眼に見えないじゃないか」と烈しく非難されるのは、ひとり暮夜に、すこし首を傾 ( かし ) げます。
 交渉途中に表に出すなら、それはおのれが評価されたい、目立ちたいということだけであって、その交渉は失敗します。
 交渉にはもちろん、成功もあれば失敗もあります。いくら水面下で努力を重ねても、失敗はあり得ます。
 しかし交渉中に「自分はこんなことをこんな相手にしているんだ」とやれば、成功はほとんどあり得ません。それは、本来の目的、国民益と国益を忘れているとしか言いようがないですね。

 それでもわたしは、ひっそりと首を傾げるだけで、そのまま夜っぴて仕事をし、夜が明けると、熱い湯で心身を励まして、淡々とまた国会へ、あるいは自由民主党本部へ、出ていきます。
 深く淡く生きるのみです。



▼答弁書は一瞥もせず、しかし行政官 ( 官僚 ) の努力も頭にきちんと入れて、答弁に盛り込むべきところは高市内閣の一員としてしっかり答弁に含めて、そのうえで、あくまでもおのれの言葉で答弁します。

 こういうとき、こゝろの背筋が伸びるのを感じます。
 議員を通じて、その背後にいらっしゃる日本の主人公、主権者のみなさんにこそ答弁しているからです。
 国会を、議員同士の仲間内の話にしないことも、いちばん大切な責務のひとつだと考えています。



▼質問なさっている議員と、それから心ある議員がみなさん、答弁書に依存しない答弁、すなわち型どおりの官僚答弁でない答弁であれば、しっかり聴いてくれることが伝わってきます。

 それは、政府に入るのをお断りしていた頃、ずっと質問する立場でいた10年の国会議員生活、それから厳正中立で質疑を差配する委員長 ( 参議院の環境委員会の委員長 ) だった時の経験からも、良く分かっています。
 この日も、多くの議員が与野党を問わず真剣に耳を傾けてくださいました。深く感謝しています。



▼そして答弁には、時にはユーモアも必要です。
 いつも強靱な決心と、柔らかな心境が、共にわが胸の奥にあるように、心掛けています。
 それは、プロフェッショナルな作家として原稿を書くとき、たとえば非雪国出身者の下手なアルペンスキーヤーとして息を呑むような急斜面に挑むとき、国会で答弁に立つとき、すべて同じです。

▼いつでもどこでも、主権者のみなさんへの無償、無条件の発信を続けます。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、最新放送のひとつにて、国民生活の現実の苦しさからすれば異様にも見える株価の高騰について、考えています。

 そしてショート動画最新放送のひとつは、日本は果たして原潜を持てるのかどうかを、端的に述べています。。

 ショート動画は、動画である限り、瞬時に消えていくものでもあります。
 わたしがあえて the Newest Mediaと呼ぶ『世界は短い』は、それを無謀にも不滅にしようとする新しい試みです。





 
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