On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2026-02-24 01:05:26
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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特別国会が開会して最初の週末の尼崎です  再任された環境副大臣の公務、特別国会の日本国民の代理人としての公務、プロとしての原稿執筆、主権者へ絶やさぬ情報発信、選んでくれた衆院兵庫8区 ( 尼崎 ) での活動、その5本柱の同時進行です



▼仁徳天皇とその御子、反正天皇が日本オリジナルの民主主義を拓かれたと、不肖わたしは長年、語り、東京大学教養学部と近畿大学経済学部の講義でも、学生諸君にその深い意義を説いてきました。
 その仁徳天皇ゆかりの尼崎市の「なにわ熊野神社」で、もっとも大切な祭事、梅まつりが開かれました。



▼「きゃあ、まさか来てくれるなんて。めっちゃうれしいーっ」
 まさかと思ったのは、ぼくの方で、神事に参加いたしただけで、こんなに市民のみなさんが喜んでくださるとは思いませんでした。
 ぼくの拙い選挙演説を聴いてくださったという主権者です。



▼仁徳天皇は、梅の花がお好きであったと伝えられています。
 それを伝える伝説のなかで、実は、尼崎市の「難波の梅」の伝説がいちばん知られていて、複数の資料に残っています。尼崎市史にもあります。
 この難波とは、大阪のなんばではなく、なにわと読み、現在の尼崎市東難波町・西難波町あたりのことです。そこに香り高い梅の古木があったとされます。
 伝承によると、仁徳天皇が行幸されたとき、この梅を気に入られ、民の竈の重要な逸話を生んだ都 ( 難波高津宮 / 現在の大阪市 ) に移されました。
 ところが、梅は元あった難波 ( なにわ ) の方角にだけ、元よりはずっと少ない花を咲かせるのです。
 仁徳天皇は、梅にも故郷を思う心があるのかと仰り、徳の高い帝 ( みかど ) らしく、すぐに梅を元の難波に戻されました。
 すると、梅は再びたくさんの花を咲かせるようになったそうです。
 それが、尼崎市のなんば熊野神社の豊かな梅林のもとになっているという、深みのある伝承です。



▼不肖わたしは、挨拶を促されたとき、この伝承を理解していましたから、この神社の意義の尊さを簡潔に語り、そして「党派を超えて、尼崎モデルで日本国を良くすることに取り組みます」と述べました。
 複数の党派の政治家がお見えだったからです。

「党派を超えて」というのは、事前に考えていた言葉ではなく、その場で咄嗟に出た、自然な言葉でした。



▼この行事が終わったあと、「東京に戻るのですか」と何人ものかたに聞かれました。
「はい。特別国会がすでに開会していますから」と答えました。
 しかし、ほんとうは、直ぐに東京に戻るのではなく、わたしにとっては大切な、行くところがあったのです。

 それは、義理を果たすことです。
 わたしにとって義理とは、利害関係で助けてもらった人への礼を指すのではありません。
 利害関係とはむしろ無縁に、友情のあった人への義理です。

 前述の「党派を超えて」の言葉の通り、党派の違う著名な政治家、しかし記者時代に不思議なほど気持ちの通じ合う友情のあった人、もちろん人生の遙か大先輩ですが、その人の墓参に出かけました。
 尼崎の人だからの墓参だったのですが、実際のお墓は非常に遠く、尼崎から往復3時間を要しました。
「ご縁あって、尼崎を通じて日本のために働くことになりました」と、友情への感謝を込めて、報告しました。
 巨大な墓苑なので、ほかのご遺族のプライバシーを考えて、ほぼわたしの背中だけの写真としました。



▼総選挙が始まるときには、尼崎が地元だった自由民主党の元大臣のお墓参りをしました。
 このかたとも、利害関係はゼロです。
 さまざまに話題の多いかたでしたが、わたしは何があっても変わらずに、友情を保っていました。

 このように、尼崎から選挙に出る以上は、尼崎が地元で選挙に出ておられたかたがたには、まさしく党派を超えて礼儀を尽くすように致しました。

▼もう過ぎてしまった三連休、みなさん、いかがでしたか。
 スカイツリーのエレベーター事故に遭遇されたかたは、たいへんでしたね。
 そのほかのみなさんは、楽しく過ごせたでしょうか。

 わたしは最初の2日を尼崎で過ごし、残り1日は、さまざまな原稿を書くよう努めたのですが、疲労が噴き出て、かなり原稿はどれもこれも難航しました。
 そのなかで、何日も掛けて書き続けていた会員制レポートの第1525号を夜にようやく完成させて、全会員へ配信できたのは、すこしホッとしました。

 わたしは代議士となっても変わらずに献金ゼロ、パーティゼロを続けますから、支えてくれているのは、この会員制レポート「東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) 」です。
 できれば、会員になることをお考えくださいませんか。もう満25年と10か月も、倦まず弛まず配信を続けている、精緻な機密レポートです。
 個人であれば、このボタン個人会員希望の問い合わせを押してください。
 法人であれば、このボタン法人会員希望の問い合わせを押してください。法人会員は直接質問ができるなどの特徴があります。

▼正式な許可を得て、プロフェッショナルな作家であることを兼業しています。
 現在、抱えているのは、小説が1冊、ノンフィクションが1冊です。
 ほんとうは、小説の『預言』 ( 仮題。変えるかも知れません ) に集中したいところを、知り合いの編集者がノンフィクションを急いでくれと、この編集者のいつものことで、一方的に求めてこられるので、正直、困っています。
 しかし、要は、いつも執筆時間をひねり出すのに困り切っているわけですから、この編集者のせいとも言い切れませんね。仕事熱心な編集者です。この編集者の熱意のおかげでロングセラーの『ぼくらの祖国』も世に送り出せました。

 これまでも、ほんとうに無理ななかを書き続けて、すべて完成度の高い本に仕上げて、世に問うてきました。
 よろしければ、読んでくださいませんか。
 小説の現在の最新作は、『やさしく夜想の交叉する路』です。
 ノンフィクションの最新作は、『絶望を撃つ』です。
 戦う日本女子を応援するためにタイトルの命名と監修をいたしたのは、『ぼくらの祖国 おんな版』です。

▼発言力の増す「代議士」となった今こそ、与野党を問わず衆参両院の全議員のなかで、ただひとつの『しがらみの無い党員』となってくださいませんか。
 衆議院議員会館の青山繁晴事務所から自由民主党の党員になってくださるとは、そういう意味です。

 わたしは日本国憲法がその96条で明瞭に定める改憲条項にしたがって、国会が改憲を発議し、国民に国民投票という尊い権利を実行していただくことを含めて、99条の定める憲法遵守であると公正に考えています。
 その改憲の対象は、9条をはじめ複数あると長年、変わることなく主張しています。

 一方で、極めて正しい定めもあります。
 そのひとつが、国会議員は特定の地域や団体のためではなく国全体のために働くべきだという趣旨の定めです。
 この信念を元に働くことを支えるのは、党員数の1位を続けることです。
 4年連続1位でありました。
 実際、それが、完全無派閥のわたしが発言力を維持することを支えてきました。

 あなたとも連携できる時を待っています。
 ここから連帯してください。




 
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