2026-09-30 02:03:55
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【書き加えました】 海洋調査船「たんさ」をみんなで訪ねました 自前の海洋資源をまさしく「探査」する巨大な船です
【このエントリーの写真はすべて、撮影、公開いずれも許可を得ています】
▼ここは静岡県の清水港です。
この特異な形状の資源調査船は、経産省系のJOGMECに所属する「たんさ」です。
船首に黒い煙突が林立していますね。この下にエンジンがあるのですが、そのエンジンは推力では無いのです。エンジンで発電し、その電気を船尾のモーターに送って、電力でこの巨船を動かしています。
なんのためか。
▼それが分かるのが、さらに特異なこの船尾です。
スパッと切り落とした崖のようです。
この船尾から、海中に沢山のストリーマー、すなわち音波を受信する長いケーブルを曳航するのです。
エンジンの振動などがそのシステムに影響を与えてはいけないので、静かな電気モーターでスクリューを回します。
船全体はおむすびのような三角形です。
▼その船尾近くで、調査機器や調査方法の説明を受けています。
右奥にそびえるのは、ブリッジです。
清水港に集結して「たんさ」に乗船しているのは・・・
▽東京海洋大学から音波探査の専門学者ふたり ( 固体地球科学の鶴我佳代子博士と水中音響学・海洋資源学の青山千春博士 ) 、そして鶴我研究室に属し青山研究室の授業も受けている海洋大の男女大学院生ふたり
▽経産省資源エネルギー庁の資源開発課からは2代目課長、東哲也さんらふたり
▽衆院議員会館の青山繁晴事務所からは三浦麻未・公設政策秘書、そてに増野優斗くんら学生インターンふたり、そして不肖わたしです。
写真手前は、三浦秘書ですね。
専門分野のひとつが資源エネルギーであるわたしの政策をめぐる公設秘書ということは、海洋資源にも通暁していなければならないので、専門用語も飛び交う解説を、一生懸命に聴いています。
▼これが前述のストリーマーと、それを海に発出するための巨大装置の一部です。
この「たんさ」の主なミッションは、在来型のオイルとガスを日本の海にも見つけることです。
わたしは代議士の責務として、たくさん質問をし、踏み込んだ議論をしました。
見つかるオイルとガスが少量であっても、それが在来型資源の国際市場での価格交渉力 ( バーゲンニング・パワー ) を高めることに役立つならば、意義が深いです。
ただし「たんさ」がこれだけ努力しても、少量というより、まだ微量です。
この努力を評価しつつも、わたしはあらためて、日本が希少鉱物やメタンハイドレート・メタンプルームという日本ならではの良質な海洋資源に注力すべきだということを痛感しました。
話題の南鳥島海底のレアアースも、いちばん必要な元素であるイットリウムを多く含んで、しかも中国の陸上産レアアースとは極めて対照的に、放射性物質も有害物質も非常に少ないのです。
レアアースを戦狼外交の道具にしている中国に対して、平和裏に、世界に貢献できます。
▼ブリッジでの船長とわたしです。
「たんさ」のクルーは、船長をはじめとする船の運航部門と、研究者による資源探査部門に分かれています。
▼先ほどの特異な船尾の内側から、清水港を望見すると、視線の先に何が見えるでしょうか。
▼そうです、あの「ちきゅう」号の特徴的な高いやぐら、そしてその背後には富士山が見えるのです。
「たんさ」がここ掘れ、わんわんと、海底の有望な地域を見つけると、この「ちきゅう」が出ていって、そこを掘るわけです。
「ちきゅう」号が総選挙の真っ最中の2月1日の未明に、世界で初めて6000メートルの海底から、極めて質の高いレアアースを50トン、採ったことは覚えておられると思います。
わたしは今、そのレアアースの陸揚げと精製を首都圏だけではなく阪神間でもおこなって、バランス良く日本国を富ませ、自前資源のある国として前へ進められるように、中央でも地方でも懸命に努力を続けています。
「尼崎モデルで日本を良くする」という志を掲げる、衆院兵庫8区 ( 尼崎市 ) の33年ぶりの自由民主党代議士として、当然の責務のひとつです。
今回の内閣改造と党人事でも、わたしが長年、培ってきた専門能力を活かす場は一切、与えられませんでしたが、自由民主党の代議士で居ることだけでも、充分に貢献できます。
民間専門家の時代に、官僚組織と既得権益の厚い壁に対峙して、ほんとうに悪戦苦闘していたことからすると、今はずいぶんとマシです。
楽とはいいませんが、マシです。
▼これはオマケです。
「たんさ」の船内は、軍艦よりもさらに急勾配の階段の連続です。
極めつけは、下船 ( げせん ) のこのタラップでした。
写真では分からないですが、トンデモ急勾配、というよりは急斜面です。階段ではなく、構造的に、もう斜面です。
そしてこれが雨に濡れていたために、ふつうなら転がり落ちてもおかしくないです。
わたしは軍艦も海洋調査船も、日本と世界で多く乗っていますが、こんなにシビアな下船は珍しい。
プロフェッショナルな船乗りでもある青山千春博士によると、「たんさ」は高さのある船なので、タラップがこういう形状になるそうです。
最初に降りたのはわたしで、両腕で左右の手すりを使いながら、どんどん降りました。パソコンを入れた荷物がザックだったので、両腕が使えました。
しかし優斗くんは、カバンを左腕で抱えていたので、なかなか困難な下船です。
だけどとても上手に安全に降りてきました。
パチパチパチ。
▼これがおととい9月28日の月曜で、翌日のきのう9月29日火曜には、まだ閉会中の国会内で、日本のレアアース実用化のパイオニア、石井正一さんと深い意義のある議論を交わしました。
石井さんは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム ( SIP ) の戦うPD ( プログラム・ディレクター ) として、今や、時の人です。
視界が広くて、志が熱くて、素晴らしいベテラン人材です。
「たんさ」に乗船して議論し、翌日に国会で、違う視点から議論する。
こうやって日本を自前資源のある国にする試みが、みんなで続いていきます。
▼その昨日は、政府も党も完全無役となることが確定し、日赤で小さな日帰りの手術をし、ところが、政府を出たことによる保険の切り換えが遅れていて紛糾した挙げ句に全額自費となり、薬をもらえず、雨の中ようやく薬を出してくれるところを見つけたらこれも全額自費、やっと帰宅したら新しいテレビがなぜか壊れていて、深夜のニュースも見られない。
まるで悪夢のような日でしたが、それでも護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の「皇室典範の改正後の皇族方を名誉毀損から護るためのプロジェクトチーム」の会合を、国会内で日赤に行くまえに開いたのです。

▼この護る会の様子はまた、別エントリーで記します。
どんな日でも無償、無条件の発信を続けます。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新放送を、今夜もアップしました。
ここで、米中の首脳会談の速報、第一報をやっています。
米中首脳会談は、あらためて深く抉 ( えぐ ) る第二報も収録します。
政府を出て、発言はずいぶんと自由になります。
滑る急斜面をみごと、下船した優斗くんとのショート動画は、ここに並べています。
最新はこれです。
習近平国家主席の健康をめぐる真実です。
▼みなさん、内閣改造と党人事では広くおおくのかたを、がっかりさせてごめんなさい。
すべて、わたしの不徳です。
そして、やっぱり、みなさんがしがらみの無い党員になってくださることだけが、このわたしの支えです。
ここで、待っています。
この頃なぜか高齢の方ばかりが、「個人献金も受け取ってくれないのでは支援できないじゃないか。献金を受け取れ」という声を、かなり数多く寄せてくださるのです。
いえ、たとえば上掲のここから、自由民主党の党員になってくださるだけで、最高の支援です。
個人からも企業や団体からも1円も献金を受けず、おのれの政治資金のためのパーティも開かないという生き方は変えませぬ。
他の議員には求めません。ひとつのささやかなモデルをお示ししているだけです。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の広告収入も受け取りません。アクセス狙い、お金儲けの動画がみんなを実は苦しめていることへの、これもささやかなアンチ・テーゼ、ちいさなモデルの提示です。












