2026-08-20 03:42:07
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【最後に追記しました】 熊本地震 強い余震あるいは真の本震への備えを強めねばなりません

▼ひとつまえの、このエントリーにて、環境省の第8回非常災害対策本部の会議での発言を主権者のみなさんへお伝えしました。
実は・・・発言はもうひとつ、いたしました。
それは「事態がいくぶんかは落ち着いたという報告が増える今こそ、強い余震あるいは真の本震への備えを強めねばなりません」ということです。
「地層に割れ残りがあるという深刻な問題は、余震の繰り返しを経ても、解消していません」と、その根拠を述べました。
わたしと、配偶者の青山千春東京海洋大学教官は、有明海の環境改善などをめぐって長年、熊本大学と連携してきた経緯があります。
特に青山千春博士は、熊本にこれまで繰り返し入り、今回の震災で定宿のホテルなども被害を受けて深い懸念を抱いています。海洋資源学は、プレートテクトニクスと関連が強く、その意味から地震学とも近接した研究分野です。
こうしたことから得ている知見と情報で申せば、強い余震あるいは真の本震の問題は重大です。
10年まえの熊本地震のとき、日奈久断層帯の北端「高野ー白旗区間」と布田川断層帯が活動し大きな被害を生みました。
ところが日奈久断層帯南側の多くの部分は動かずに、いわゆる「割れ残り」として残されたことは良く知られています。
そのためこの夏、7月28日に再び熊本を大地震が襲ったとき、政府の地震調査委員会は、10年まえ、西暦2016年の熊本地震で壊れなかった「割れ残り」が引き起こした可能性があるという分析を開示しました。
日奈久断層帯の全体は約81キロもあります。今回動いたのは、そのうち約30キロなのです。地震調査委の分析では、今回の活動範囲が断層帯全体の一部にすぎないことが分かります。
日奈久断層帯は、熊本県の益城町から芦北町を経て八代海南部に至る活断層です。
この活断層は、3つに分かれていて、今回に主として活動したのは「日奈久区間」でした。
広島大学をはじめとする大学の研究者による実地調査では、地表に現れた断層は南北約38キロです。しかし熊本県八代市の南部ではズレを見つけられなかったのです。
すなわち、この区間は今回活動していないということです。つまり「割れ残り」ですね。
となると、大きな地震を起こす可能性があると考えざるを得ません。
熊本では、その後も、一連の余震が起きています。
しかしそれは「割れ残りが少しづつ壊れている」ということではないのです。
別の大地震を引き起こすリスクは解消されないままです。
南側の八代海区間は海底にも延びています。
この点も非常に大きな懸念です。
なぜか。
もしもこの先、この区間で、大地震が発生して海底地盤が大きく上下すれば、それは大津波となります。
前述の政府地震調査委の小原一成委員長は「将来的には日奈久区間の割れ残り部分も破壊されて地震を引き起こす可能性は充分にある」と述べておられます。
▼環境省の第8回非常災害対策本部の会議にてわたしは、今回の熊本地震は、かつての1月や3月の大震災と違って7月に起きたために、熱中症から被災者のみなさんの命を救うことに大きな努力を費やしていて、その分、強い余震あるいは真の本震への備えが二の次になる怖れがあることに注意しましょうとも呼びかけました。
環境省幹部陣からは、明確な同意も示され、心強く思いましたが、同時に、わたしの懸念も深いです。
ひとつまえのエントリーで、不肖わたしのこの発言も紹介しようと思いましたが、不安をいたずらに煽ってもいけないので、いったん控えました。
しかしこの暮夜、東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の政局レポートを書こうとしていて、いや、その代わりに、熊本地震の現況をめぐる深部の情報をあらためて精査して、やはりリスクをお伝えしておくべきだと考え直しました。
※ こことここで、みなさんを待ちます。危機管理についても、主権者と志を共有したいです。
※ きのう8月19日水曜の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の本篇とショート動画の収録において、ブルーリボンバッジを付けるのを忘れていました。
ふだんどんな時にも、私的公的を問わずに、付けているのに、大切な動画の発信で忘れてしまい、拉致被害者のみなさんとご家族のみなさんに、こゝろから申し訳なく思います。お詫びします。
スーツのポケットチーフとして、ブルーリボンバッジの模様は入っています。
その横の襟に、いつものようにバッジを付けようとして、海外から重大な電話が掛かり、それに時間を取られ、急いで国会へ向けて出発したために、ブルーリボンバッジは、洗面台の上に置いたままになってしまいました。
もう一度、お詫び申します。













