On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2026-07-27 10:24:56
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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発刊前の重版という異例のことが起きました  初めてではありませんが、今回は意味が違います



『皇』 ( すめらぎ ) は、8月1日にネット書店、8月3日に一般書店で発刊となります。
 その5日前のきょう7月27日月曜に、「予約が盛況」という版元 ( 扶桑社 ) の判断で、発刊前の増刷が決まりました。

 ただし、元々の初版部数が少ないうえに、増刷分もわずかです。
 また、わたしには固定の読者がいてくださるから、こうしたことは、拙著について前もありました。そして、その後がまったく伸び悩みました。
  固定の読者にこゝろの底から感謝しつつ、固定の読者が居てくださるだけでは「セイジカの書いた本なんて」という硬い偏見を打ち破ることはできないと痛感しただけに終わりました。

▼ですから、あれほど新版のための書きおろしに苦労しても、今日の決定について歓びはほぼゼロです。

 しかし、同時に、今回は意味が違うと考えています。
 なぜか。
 この新版の出版の意義に、理由があります。

 父系一系だからこそ、いわば国の初心としての天皇陛下が在位され続け、その天皇陛下がみずから私心をお捨てになって「人のために生きる」という隠れた国是を示してこられました。
 わたしたちの先人が護り通してきた、この祖国の根幹を、80年以上前に占領軍司令部 ( GHQ ) が狙った「元の日本をゆっくり死なせ、別の日本に根こそぎ変えてしまう」という戦術にいまだ協力し屈服するかのように、オールドメディアが母系天皇への転換へ導こうとする狂態を演じ、そこに左翼政党が乗っかり、さらに保守を自認するかたがたが学校教育の欠落があって基礎知識を欠いたまま、このたびの皇室典範の改正という成果を中傷する。
 こうした病が広まるなかで、そこに主権者のみなさんによる抵抗の軸をつくるのが、この新版の意義です。

 志あるみなさん、あるいは「志とは何を言っているのか」とお思いのみなさん、できれば、ここから予約してください。
 私利のためではありませぬ。
 日本国の存亡の秋 ( とき ) です。

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