2026-06-23 18:30:02
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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国際会議は2日目の議論に入り、1日目に続き、各国の代表が居並ぶなかで最初に発言しました 議論が終わると即、帰国の途につきます
▼ベルギー王国の首都ブラッセルで開かれている、参加国の非常に多い国際会議 MOCA ( Ministerial of Climate Action / 気候行動をめぐる閣僚会合 ) は、各国の環境分野の要人を迎えているだけに、参加者の忙しさを考えて、議論をぎゅうぎゅうに短い日程に詰め込んであります。
写真は、きょう6月23日火曜の朝、2日目の議論の開会を、自席で待っているところです。
窓の外には、美しい並木が見えていますが、実際には6月の西ヨーロッパにしては異様な暑さです。
▼このあと会議に入り、司会者 ( 主宰のEUの代表者のひとり ) が「だれか口火を」と仰ったので、手を高く挙げて最初に指名され、いつも通りに通訳を挟まず英語で直に、発言しました。
このセッションのテーマが「国際協力」だったので、日本がASEAN諸国と連携して気候変動に取り組んでいることを具体的に述べました。
発言の原案をつくった行政官 ( 官僚 ) の苦労と秘めた熱意も、その「アジアとの具体的な連携」にあることを、わたしなりに理解し、評価していました。
終わると、司会者が「議論の口火を切るにふさわしい、具体的な取り組みの紹介でした」と評価なさいました。
司会者がこういう評価を述べるのは、やや珍しいです。
そのせいか、このあとスイスやアゼルバイジャンといった諸国の代表の発言のなかで「日本の代表が言ったように」と語られ、これも珍しいことでした。
中国と韓国の代表が、それぞれある種の緊張感を持って、わたしの発言を聞いている気配が伝わってきていました。
韓国の代表は穏やかな人柄の高位の外交官で、前回のベルリンでの会議ですでに知っている人です。
この韓国代表はゆうべ、わたしにいきなり「日本が羨ましい」と仰いました。
「え ? なぜ」と聞くと、「こういう重要会議にちゃんと政治家を送ってくる。だから政治的に踏み込んだ発言もできる。韓国は私のような官僚だけだ」と仰ったので、「あなたは充分に役割を果たしていますよ」と応えました。
中国をめぐっては、この会議の平場ではなく、欧州の参加閣僚とバイの会談 ( 一対一の会談 ) で、まさしく踏み込んだ議論も交わしました。
▼この出張の始まりは、2日前の6月21日・日曜です。早朝に、自宅を出ました。
その夜に、ウクライナ戦争のためにトンデモ長時間となっているフライトでブラッセルに入りましたが、ブラッセルの時間は日本より7時間、遅れているから、1日が7時間、長くなっているわけです。
機内で自分に約束したとおり、午前零時になる前にホテルのベッドに入りました。
しかし現地の午前2時を過ぎると、日本はもう月曜の午前9時を過ぎるので、皇位継承をめぐって日本から連絡が入り、そのまま水面下の、わたしなりの努力に入りました。
現地時間の朝になって、日本でやるのと同じように熱湯風呂に入って心身を蘇らせ、国際会議の会場に向かいました。
初日の会議では、司会者から「日本から口火を切ってくれますか」と促されたのでした。
アメリカの影響力がガクンと落ちているなかで、日本の存在が注目されていることが伝わってきます。
もちろん、明瞭な、伝わる、響く発言になるよう心掛けて、発言しました。
初日は、夜に入るまで議論を重ね、そのまま公式ディナーとなりました。
わたしに割り当てられたテーブルは、開催の首脳陣のテーブルでした。そのテーブルに招かれたのです。これも、なかなか意義があります。
2時間たっぷり、気候変動の話は一切、出ず、非公式な会話で盛り上がりました。
不肖わたしは日本の国益を背負って、身長2メートルのEUの閣僚 ( オランダ人 ) 、身長195センチのノルウェー内閣の最若手閣僚と、めちゃ友だちになり、それぞれの家族と一緒に再会することを約束しました。
こういう友だちづくり、堅苦しくいえば人脈の形成は、まさしく日本政府が期待するところでもあります。
▼その夜は、日本とのやり取りでかなり苦しい夜でした。
そして2日目の会議を終えれば、すぐに帰国。
日本の知友からは「弾丸より早いね」というショートメッセージも来ました。そうですね~。
しかし・・・公務出張のホテル代の上限は、非常に厳しいのです。
ここブラッセルは、物価の上昇が凄まじく、現地に赴任している日本の方に聞くと「感覚としては、高いと言われる日本の物価のさらに2倍から3倍です」と仰います。びっくりしていると、「バスや地下鉄、トラムの運賃も勝手にどんどん上がっていくんです」とのこと。日本ではそんなことは出来ませんね。
ただし、単純比較はまったく出来ないのです。
なぜなら、ブラッセルをはじめベルギー王国では、物価に合わせて給料も上がっていくからです。
日本はそれが全く無いから、ここに赴任してる日本人は、給与生活者なら、日本に居るよりさらにたいへんです。
たとえばホテルも、日本政府の公務出張のホテル上限額は現地が物価高でも変わらないから・・・ありのままを言って申し訳ないけど、環境副大臣となってから弾丸の海外出張先の宿泊先は、なぜかいつも、ちょっと監獄に似ているのです。
事件記者の時代に、実際の監獄は見ています。
まさか、まるで同じではないですよ。
しかし殺風景な、寛ぎのない室内は、日本の監獄に似ています。
環境省の行政官 ( 官僚 ) が、一生懸命に、すこしでもマシなところをと、探してくれたことを良く知っています。
それに感謝しつつ、現実は現実です。
だから、ここに泊まる泊数の少ない方がむしろ、いいかも。わはは。
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逢いたいです、日本の主人公のみなさんと。













