On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2026-05-25 02:07:20
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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あの血と汗が早くも無かったかのようになるのかなぁ



▼衆院兵庫8区の尼崎市の海辺に、広大な「尼崎の森中央緑地」があります。
 そこを歩いて、出逢う市民のみなさんとお話をしました。

 4匹の柴犬を連れて散歩されていた男性とお話をすると、2匹のカップルが2匹を無事に産んだとのことでした。
 いいですね~。
 ぼくにごく自然にスリスリしてきた、ちょっと豊満な白い柴犬がお母さんとのことでした。
 その右の凜々しいのが、お父さんです。



▼これはですね~、びっくりでした。
 ぼくが環境副大臣として、環境省で自然保護をめぐって表彰状を差し上げたかたがたのひとりと、この「尼崎の森中央緑地」の管理事務所で、ばったり、お逢いしたのです。



▼見事に表彰を受けられたこのかたは5月23日土曜も、緑地で開かれた、子供たちと昆虫を勉強するもよおしを支えておられました。

 わたしにとっては公務のひとつであり、何度も繰り返して行う表彰でも、表彰を受けられるかたにとっては生涯に一度かも知れない。いつもそう思って表彰式に臨んでいます。
 こゝろを込めて、役所の用意した紙は読まずにその表彰対象の業績の意義を、居並ぶみなさんに語り、そして深い気持ちを込めて、表彰状をお渡ししています。

 あらためて、おめでとうございます。
 ご活躍の現場にて、胸のなかで、そう、お伝えしました。

▼さて・・・それにしても、あれほど血と汗を注ぎ込んだ『世界は短い』が、早くも、この世から忘れられていく気配です。
 このブログに寄せられる感想はどれもどれも、読者の人生を変えるほどの感動をなさったことが記されています。
 しかし、その読者のみなさんも、ほんとうに、日本社会の超少数派なのでしょうか。

 魂を注ぎ命を削った『やさしく夜想の交叉する路』は、もうほぼ完全に消し去られた感じです。

 わたしは一体、何なのでしょうね。
 この暮夜にも原稿を書きつつ、ふと、考えてしまいます。

 暗い夜が明ければ、経団連に向かいます。
 毎朝早くから開かれる自由民主党の部会よりもさらに早い朝から、経済人と議論します。




 
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