On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-05-11 01:45:02
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【最後に書影を追加しました】  頭痛を超えて、脱稿しました  ほぼ予定通りに発刊されます


( この写真は割といい写真だと思うのです。新刊『憤怒と祈りで建国だ』の無理な日程の執筆で、もうボロボロになっていたのに、写真を見ると、われながら愉しそうです )


( これは東大の政治系サークル「UTPC」と「東大教養学部有志学生のための青山繁晴ゼミ」の合同新勧~新人歓迎~なのです。国会の公務をすべて終えてから、夜、参加しました。
 まんま東大の催しなのに、司会は早稲田大学政治経済学部政治学科4年の増野優斗くん、いま優斗くんにプロフィールを紹介されているゼミ講師のぼくが、慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部経済学科卒という面白さです )


( 「これは何を指差しているんだろうねー」と、おのれを指差しているぼくです。それにしても優斗というのは大した奴やナァ。他大学のみんなにすっかり馴染んで、しかも柔らかく引っ張ってるよ )


( ところが、ぼくは優斗くんによるプロフィール紹介のあとに、彼の書いた原稿にいちゃもんを付けているんですよ。不満そうな彼の顔が面白くて、ぼくの目は余計に垂れ目に )


( そのあと真剣に、新入生中心の東大生諸君に、ゼミナールの片鱗とも言える新しい世界観を臨時講義です )


( 終わったあとにひとりの東大生が真摯な表情で近寄ってきて、サインを求めたので、応じています。誠実な印象に好感を持ちました。この時もう、夜もかなり遅い時間になりつつありました。一刻も早く帰宅して、新刊『憤怒と祈りで建国だ』の執筆を再開しなきゃと思いつつ、この彼には充分に応えてあげたかった)

▼きのう5月10日土曜、徹夜で執筆しているまま、熱い風呂で心身を甦らせて、飛行機に乗りました。
 わたしの先々代の府連会長だった宗清皇一・前代議士の「国政復帰を目指す会」であいさつするためです。
 そのあと、公務を遂行してから、宿泊先のホテルで新刊『憤怒と祈りで建国だ』の最後の詰めの執筆に専心しました。

 わたしは頭痛が起きない体質です。
 逆に、頭痛がするときは、この頑健な躰が警告を発しているわけです。
 アラームが鳴り響くなか、午後5時58分、粗々ながら脱稿しました。
 ついに、この無茶な執筆をやり切ることが出来ました。
 長文をテキストファイルに変換して、即、版元の扶桑社に送稿しました。

 扶桑社は、脱稿予定が何度も何度も延びるなかで、辛抱強く、印刷のかたがた、校正のかたがた、そして編集者の山口洋子さん、みんなひとことの苦情もなく待ってくださいました。
 感謝と畏敬を捧げます。

▼そして扶桑社は、わずか2日でゲラ ( 印刷・製本前の下刷り ) をつくってくれます。
 不肖わたしは、この本一冊分のゲラをたった一晩でゲラ直しをすべて終えねばなりませぬ。

 原稿の全文を脱稿しないと何も始まらないのですが、脱稿をしたはしたで、まだ難行が待ち構えています。
 しかし、これがプロの作家であるということだし、献金ゼロ、パーティゼロ、企業・団体支援ゼロの身としてはこれしか資金源が無いので書くしかないし、実はゲラ直しはわりと好きなんです。
 これもやり切るしかありませぬ。

 この予約サイトで予約してくださった、日本の少数派のみなさん、どうにかほぼ予定通りの発刊となり、裏切らずに済んで、こゝろからホッとしています。
 予約してくださるかたが、数は少なくてもいらっしゃることが、何よりの支えでした。
 深く感謝します。

「ほぼ予定通りの発刊」というのは、編集者の山口さんによると、書店への搬入が1日だけ遅れるということです。
 発刊日が5月31日であることは、変わらないそうです。

▼どんなときにも無償、無条件の発信をやめません。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新放送をここにアップしています。
 尖閣諸島に中国のヘリが領空侵犯した危機への対処について語っています。

 増野優斗くんと取り組むショート動画はここに並んでいます。
 彼の努力に、主権者のみなさんが爆発的な視聴で応えてくれているのが、これ。最新は、これです。

▼6月は、ふるさと神戸の海辺で、みなさんを待ちます。ここです。新会場 ( 神戸ポートピアホテル・ホール ) の独立講演会です。

 知らないあいだに東大の諸君が撮ってくれた写真を見て、ぼくはやはり、次世代に教えるのが好きなんだなぁと思いました。
 近畿大学も依然、経済学部の客員教授です。いずれ、公開講座をまた、開きます。

 もう日付がとっくに変わっています。
 きょう5月11日の日曜は、朝から、ふたたび大阪府連でみんなと深い苦悩を共有して、議論します。


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