On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2026-05-10 03:23:27
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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好きじゃない映画のなかにも、納得のひとこと、印象深いひとことがあります



▼正直、この個人ブログのエントリーを書く時間を見つけるのは、たいへんです。
 しかしこれも、主権者のみなさんへの無償、無条件の発信のひとつですからね。

 国会議員となるずっと前から続いているブログです。
 共同通信の記者を辞して、三菱総研の研究員になってすぐに始めました。
 まだブログという言葉が社会に浸透していなくて、「ネット日記」と呼ばれていたと思います。
 議員となっている今は、主権者への国会報告の意義も持つようになっているので、よけいにやめるわけにいきません。
 なんとか、細々と続けます。

▼まだベルリンの出張報告もほんとうは完結していないし、モルドバ共和国、ルクセンブルク大公国への出張報告も残っていることがたっぷりあります。
 しかし国内のことも少しづつ入れておきます。

 写真は、高市内閣の第1回の副大臣会議です。総理官邸で開かれました。
 大臣は、毎週2回、閣議があります。総理が主宰です。
 一方、副大臣は政権発足から7か月近く経って、4月27日の連休入り直前に初めての会議が開かれました。官房長官が主宰です。

 国内では、大臣と副大臣は同じく政府の一員で、また同じく認証官であっても、立場の重さに大きな違いがあります。それは、当然のことです。( 認証官とは、蛇足ながら、陛下から皇居で認証を戴く官職のこと。政務三役のうち大臣と副大臣が認証官で、政務官は違います )
 
 ところが、海外に出ると、ほとんど差が無いこともあります。副大臣であっても「日本政府代表」という立場になるからですね。
 その自覚をしっかり持って、海外で奮戦なさるアスリートのように日の丸を背負って行動し、発言するように心掛けています。

▼ブログと同じく、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」も主権者のみなさんへの無償、無条件の発信です。
 今夜も、最新の放送をここにアップしています。
 テーマは「恐怖の大回廊」。
 モルドバでもルクセンブルクでも、この問題提起をすると、大統領や首相を含めて相手政府の高官らに緊張が走りました。

▼ところで、今夜のような夜更けに原稿を書いていると、ずっと仕事ばっかりで寂しいこともあって、映画を流しっぱなしにしています。
 もちろん、ちゃんと視ることはできません。
 それでも、決め台詞(ぜりふ)が頭に残ることがあります。

 たとえば、アクが強すぎて好きじゃない映画のなかで、悪魔役の俳優が「人間のやることのなかで、虚栄がいちばん、悪魔には美味しい」と言います。
 悪魔役の俳優がそれを言うときの表情は好きじゃないけど、確かに、虚栄がいちばん人のこゝろも行動も歪めます。虚栄が嫉妬に変わって、中傷誹謗を生むときもあると考えます。

 また、荒い脚本の暴力シーンばかりの映画のなかで、メキシコ人の老いた母がアメリカ人の警官に「狼と戦うなら、おのれも狼になれ」と忠告する場面があります。
 わたしは狼に襲われても狼ならずに人間でいる生き方を選んでいます。それでも、この忠告には、頷ける、頷くほかない、この世の現実があります。

 未明の余談でした。

 新しい小説の原稿を書きつつも、ノンフィクションの『世界は短い』がひとりでも多くの日本人に読んでいただけるよう、胸の奥から願っています。

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