On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2026-03-26 00:41:45
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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ブログに書き込む時間がどうしても作れません・・・というなかではありますが、西宮市長選の応援に行ってきました



▼ここは地味な個人ブログですが、広い日本のあちこちに読んでくださるかたが居ます。もっと広い世界の邦人にも読んでくださるかたが居ます。
 そのみなさま、西宮、にしのみやを、ご存じでしょうか。

 閑静な住宅地を、桜咲く夙川 ( しゅくがわ ) が流れる。
 それが西宮市のイメージです。

 阪神間という、神戸生まれのぼくが子供の頃から聞き慣れた言葉があって、大阪と神戸の間のことですね。
 そこに西から順に、神戸、芦屋、西宮、尼崎と兵庫県の都市が並んでいて、大阪なのです。そして大阪の右上が、京都。
 神戸、大阪、京都を合わせると、京阪神ですね。
 このすべての街を繋いで、美味しそうなチョコレート色の阪急電車が、昔も今も変わらずに走っています。

 逆に神戸からさらに西へ行くと、日本最初の世界遺産、白鷺城こと姫路城が早春の陽に映える姫路です。
 どこもみな、春の美しい瀬戸内海に面しています。 ( 京都だけは内陸です.それが平安京の本質です )
 ひとつの海に面してこんなに都市が横一列に連なるのは、世界を歩いてきたぼくからしても、あまり他にないと思います。
 
 ぼくで申せば、末っ子で家を継げないこともあり、18歳の大学進学で箱根の山を越えて東京へ移ってしまいました。
 それが先月の2月8日に投開票の総選挙で、阪神間の尼崎 ( 衆院兵庫8区 ) で代議士となりました。
 これに伴い、自由民主党兵庫県連の一員となり、尼崎の隣、西宮の市長選で主権者のみなさんに語るべきを語るのは義務だと考えました。

▼いまのぼくは ( ・・・このエントリーでは一人称を、ぼくとします ) 、なぜブログも書けないのか。

 早朝は、自由民主党の部会に、政務三役として発言を禁じられていても参加します。 ( 発言禁止の理由が分からないひとは、このエントリーを見てみてください )

 午前、昼、午後、夕方、早い夜はすべて環境副大臣の公務、5つの専門分野を持つ衆議院議員、122人の衆参両院議員を擁する護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の代表、これらの公務で隙間なく埋まります。

 遅い夜になると、2冊の新刊 ( ノンフィクションの『世界は短い』、小説の『預言』 ) を、それぞれわずか数行でも書きながら、ひたすらイラン戦争をめぐって内外の当局者、軍の将官と議論および情報交換をします。
 大きな時差のあるところとも、それを行いますから、あっという間に朝が来ます。

 1日のどこにも隙間が無くなってしまいました。
 総選挙が終わったのが2月8日から9日にかけてでしたね。
 ところが同じ2月の28日からイラン戦争が始まり、そこからもう1か月近く、ずっとこうです。
 心身は極限を超えていると言えます。しかし、すべておのれで選んで、やるべきと思うことを遂行しているので、何も問題ありません。
 
▼おととい3月24日火曜は、いつも通り熱湯で全身に血液を気持ちよく巡らせてから、早朝7時台に自由民主党本部に入り、外交部会に参加しました。
 部会は8時からですが、早めに入って、念のため役員にちいさく声を掛けました。役員からは「「上からの指示ですから・・・ ( 政務三役の発言はできません ) 」という言葉が帰ってきました。

 この外交部会は、日米首脳会談と外交青書がテーマでした。
 始まる直前に、複数の役員から「 ( ルールに基づく指示があったとはいえ ) 青山さんの発言をみな ( 出席議員が ) 楽しみにしているのに残念です」という思いがけない言葉がかかり、ちょっと驚きました。

 部会が始まると、わたしがたまたま座った席の右隣の元大臣が「青山さんが発言できないのはオカシイよ。みんな待ってるのに」と本気で怒り、左隣の元大臣も「国益のために良くない」と仰いました。
 ありがたい言葉にも思いましたが、ルールを破る副大臣であってはなりませぬ。
 ひたすら黙して、議論に聴き入り、考え、部会を終えました。意味のある議論を聴きました。

 部会が終わると即、環境省に移り、このあと国会で答弁する、そのあり方をめぐって環境省の行政官 ( 官僚 ) と議論しました。
 短い時間でそれを終え、国会議事堂の分館に大急ぎで移り、参議院の環境委員会へ早めに入りました。
 閣僚や委員長が遅刻する不祥事を、自由民主党は引き起こしたばかりです。早すぎるぐらいの時間に、副大臣の座っておくべきだと考えました。

 午前10時から午後2時40分まで、参議院の環境委員会で、質疑です。
 つい最近までこの委員会で環境委員長を務めていたのですが、まず参議院議員として環境副大臣となり、着座位置がちょうど正反対の向かい側に移りました。今は衆議院議員として環境副大臣です。
 国産エネルギーと、それからクマ対策をめぐる質問それぞれに、丁寧に答弁しました。

 国会の答弁というのは、質問なさった議員に答えているようでいて、ほんとうは主権者にお話ししているのです。
 いまは国会 ( この日の場合は参議院 ) のHPで、どなたでも質疑をそのまま見聞きすることが出来るのですから。
 したがって、簡潔を心がけながらも、ひとりでも多くの主権者に分かってもらえるように、噛み砕いて答弁します。

 役所から渡された紙は見ませんでした。
 あんまり見ないのも、行政官 ( 官僚 ) に悪いかなと思ったので、時折、紙に眼を落とすようにしましたが、実際はまったく紙を使わず、しかしおのれの考えと政府方針をきちんとマッチさせて、答弁を終えました。
 どんな答弁か知りたい方は、HPの動画だけではなく、いずれ議事録が公開されます。

 この環境委員会が終わると、即、羽田空港へ向かい、伊丹空港へ飛びました。
 車中、機中はいずれも、資料読みを含め、公務の仕事、仕事です。
 伊丹空港で、主として地元を担当する新しい公設第一秘書、うっちーこと宇都宮祥一郎さんと合流し、西宮へ向かいました。
 このエントリーの写真はすべて、そのうっちー秘書が撮ってくれました。
 すべてにおいて信頼できる男です。総選挙も一緒に戦ってくれて、そこで「この男なら」と思ったのです。阪神間の芦屋の生まれです。

▼そのうっちー秘書が運転する可愛い、小さな車のなかで「都市の首長選は一般に、あまり投票率が上がらないよね。遊説会場にも、ほとんど人が来ないかも」とわたしは言っていました。
 ところが、演説場所として許可の出ている阪神電車西宮駅前に近づくと、うっちー秘書が「びっくりするぐらい人が集まってますよ」と言います。
 見て、確かに驚きました。

 凄いです、みなさん。
 大感謝です。



▼お知らせしたのが、当日なのに、この人出です。
 内心で感激しながら、日米首脳会談の意味についてちらりと話しつつ、日本は中央が議院内閣制でも、地方は大統領制に近いとお話をしました。
 国民は、総理をじかに選ぶことが出来ません。しかし市民は、市長をじかに選べるのです。
 大統領制においては、その大統領の個性がどれほど国を変えるか、トランプ大統領を見ていれば分かりますよね。

 したがって、市長もその個性が街を変えるのです。
 西宮の新しい市長になろうと挙手をした田中まさたけ候補は、わたしの総選挙に応援に来てくれました。
 そのときに誠実で謙虚な人柄に触れました。
 このお人柄は、市長選びで、とても肝心なポイントです。市長は、その都市の大統領ですから。

 現在の西宮市政が中学のクラブ活動を廃止しようとしていることを克服して、中学生たちがその青春にとって大切なクラブ活動を続けられること、同時に、クラブ活動をめぐる先生方の負担を軽減するために先生を増やすこと、そして西宮で市民に義務づけられているゴミ袋の規制を和らげること、それらを田中まさたけ候補が新市長となって実現してほしいという願いも語りました。
 みんなの強い拍手に勇気づけられました。

 田中新市長なら、街と調和する夙川の自然も護り、武庫川の広い河川敷も活かしてくれるでしょうとも、話しました。
 こういう川を、阪急、JR、阪神の3つの電車が貫き、そのまま、わたしの新しい選挙区である尼崎に続いています。
 尼崎は、松本眞市長のもとで若い夫婦をはじめ人口が増えています。わたしはこの松本市長と連携し、尼崎モデルを創り、日本全体を良くしようと考えています。
 3月30日の月曜には、いよいよ尼崎の青山繁晴事務所をオープンします。その神事には、松本市長もわざわざ参加してくださいます。
 そしてお隣の西宮でも田中新市長が誕生すれば、さらに良き連携が広がります。 



▼田中候補は、西宮市議を辞して、市長選に打って出られました。
 その後任市議の候補として、かみたに・ゆみさんを推されました。かみたにさんは、市長選と同時におこなわれる西宮市議選の補選の有力な候補です。

 このかみたにさんは、患者に優しいことで知られる医師です。
 わたしはずばり、田中候補とかみたに候補はベストコンビですと、主権者のみなさんに紹介しました。
 本音です。
 西宮らしい、爽やかな組み合わせだと思います。



▼いつでもどこでも無償、無条件の発信を続けます。
 どこにも空き時間の無い日々ですが、きのう3月25日水曜に、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画を収録しました。
 正直、この情況で動画を撮るのは、ほんとうに苛酷です。
 しかし、今日の収録でやっと日米首脳会談について語ることが出来ました。
 その第一弾をここにアップしています。

 再エネ賦課金の廃止をめぐって、大きな誤解も生まれていますから、きのうの収録の3本目でしっかり説明しました。
 金曜の夜にアップされる見通しです。

 本編のあと、ショート動画も、新しい収録を行いました。
 イラン戦争の最新情勢を、ここで分析しています。

▼ブログを長く書けないでいたので、紹介していない動画が蓄積しています。
 すこしづつ紹介していきます。

▽日本に007が本気で誕生することが、この動画で分かります。
▽習近平主席の中国がトランプ大統領の行動に傷ついていることが、このショート動画で分かります。

▼実はとっくに、ノンフィクションの新作『世界は短い』のネット予約が始まっています。
 ぼくの書き下ろし原稿が未完なので、紹介を遠慮していました。
 ここです。

 原稿はいよいよ明日朝までに脱稿せねばなりませぬ。
 そして、この『世界は短い』は、学生インターンの増野優斗くんとの共作です。
 書き下ろし原稿こそ、ぼくがひとりで文字通りに書きおろしていますが、中身の本体とも言うべき「短い対論」の部分は、優斗くんとの共作です。
 タイトルは、いつも通り、ぼくが付けました。

 それにね、みなさん。
 優斗くんはきのう3月25日に、早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業しました。
 このあと、ある大学の大学院に進みます。
 だから、議員会館の青山繁晴事務所の学生インターンであることは変わりません。
 早大の1年生のとき3か月の予定で始まった学生インターンがたっぷり4年、そしてさらに大学院でも続きます。
 すげっ。

 どこの大学院か。
 それは『世界は短い』に記しましたよ。わはは。

▼新しい小説の『預言』は、ネット予約の設定もまだです。
 ノンフィクションの『世界は短い』は、編集者がどんどん作業を進めてしまいました。また、優斗くんへの卒業祝いを兼ねてという、まだ編集者にも優斗くんにも言っていない気持ちもあって、先に始めていた小説よりも優先して完成を急ぎました。

 ・・・ぼくには、ひとつ、克服したいことがあるのです。
 それは「新作を出すと、固定の読者がどっと読んでくれる。作家として、この上ない光栄です。しかし、それが終わると『セイジカの書いた本なんて』という偏見に阻まれて、読まれなくなること」です。
 これをもう、繰り返したくありませぬ。

 わたしは、国会議員になりました。しかし旧来の政治家にはまったくなっていません。
 献金ゼロ、パーティゼロ、企業・団体との利害関係ゼロ、派閥ゼロを、議員となっておよそ10年のあいだ、続けていて、旧来の政治をやったことはありませぬ。
 旧来の政治をやりながら書くのではなく、にんげんの現実と実際に戦う者として、小説もノンフィクションも書いています。
 その現在の最新作を手に取ってみていただけませんか。

 小説は『やさしく夜想の交叉する路』、ノンフィクションは『絶望を撃つ』です。
 同じく現実と格闘する日本女子を支えるために、『ぼくらの祖国おんな版』のタイトルを命名し、青山千春・東京海洋大学特任准教授の発言部分を監修しました。




 
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