On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-12-31 16:19:09
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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大晦日に、こゝろの底からありがとうございます



▼わたしのふたつの職場を見ながら、大晦日を迎えています。

 奥に国会議事堂のとんがり屋根が見えますね。それがひとつ。
 その手前の大きなビルが、中央合同庁舎5号館です。そのなかに、厚労省などと共に環境省が入っています。環境省には、わたしのもうひとつの職場の副大臣室があります。
 画面の左から、夕日が差していて、右奥のビルにすこし紅 ( くれない ) の色がありますね。

▼ことしは令和7年、西暦2025年であると同時に、わたしたちが積み重ねてきた永い歴史、その歩みが刻まれた日本のオリジナルカレンダーで申せば、皇紀2685年でした。
 ベツレヘムで主イエスがお生まれになった時、すなわち紀年法によれば西暦の始まりの時よりも、およそ660年前から祖国の歴史は始まっているのです。

 かつてアラブ世界に初めて入ったとき、アラブ人から「日本はとても歴史が古いそうだ。では日本のオリジナルなカレンダーで言えばことしは何年なのか。われわれのカレンダーより古いのか」と聞かれました。
 予想外の質問に、わたしは当時まだアラブ世界にさほど詳しくなかった頭の中から、一生懸命に乏しい知識をひねり出して答えました。
「あなたのヒジュラ暦 ( イスラーム暦 ) は、キリスト生誕から622年ほど後のヒジュラ ( 預言者のムハンマドがマッカからマディーナへ移住された聖遷 ) から始まっていますね。日本のオリジナルなカレンダーは、初代の神武天皇が即位されたとされる年から始まっています。それは逆に、キリスト生誕から660年ほど前のことなのです。したがって、イスラーム暦より日本のオリジナルな暦は、1300年近く古いですね」

▼わたしは、アラブ人が怒るかもと思いつつ、ありのままにお話ししようと決めて、話したのでした。
 ところが、この30代らしいアラブ人の男性は、たいへんに喜んだのです。
「すごーい。日本はキリストの生まれるより660年も前からカレンダーが始まっているのか。やっぱり日本は凄い」
 わたしたちの会話は英語でした。彼は懸命に、ちょっとつたない英語で喜びを表現してくれました。

 わたしたちはみな学校でこの皇紀についてほとんど習っていません。今の子供たちも同じです。
 もしも話題が出るとしても「それは右翼のカレンダーだから」と言われるのがおちでしょう。
 それが敗戦後の日本で80年続く現実です。

 しかし、わたしはこのアラブ人との会話をきっかけに、キリスト教国でもたまに皇紀について語ります。
 するとキリスト教徒も、日本の歴史の永いことにすなおに感嘆してくれます。「それは日本の右翼、軍国主義じゃないのか」と言われることがあるのは、世界広しといえども、わたしの体験では、たった二か国だけです。中韓ですね。

 わたしは世界観、歴史観、国家観を、こうして世界と対話しつつ育んできました。
 教鞭を執る東大と近畿大学の学生諸君に「世界を歩こう」と呼びかけるのは、そのためです。

▼大晦日になると、このアラブ人との会話をふと、思い出すことがあります。
 大晦日を超えると、皇紀にも令和にも西暦にも、また1年が加わるからですね。

▼さて、このエントリーにわたしの苦境のひとつを記したところ、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) に申し込みたいという書き込みを幾つかいただいています。
 みんなが物価高に苦しみ、税と保険料の高さに苦しみ、賃金の低さに苦しみ、年金支給額の低さに苦しむなかで、考えていただくだけでも、たいへんな幸せです。
 魂から感謝を申しあげます。

▼そうした書き込みの中のひとつにお答えしておきます。

~以下、引用~
2025-12-31 15:47:01に投稿
東京コンフィデンシャルレポートの申込方法について
 
 青山さんの国益第一の日々の活動を支持し感謝しています。
 ところで、私は独立講演会 ( 関西開催分 ) に過去4回行っており、青山事務所を通じて自由民主党に入党して二回継続しています。因みに去年と今年の総裁選にも投票しました ( 高市さんに ) 。
 以前から「東京コンフィデンシャルレポート」を購読したいと思っており申込みをしようとしていたんですが、いつも手続きの際に行き詰っています。
 購読申込画面である「お問い合わせ」というフォームで「問い合わせ内容」 ( 1000文字以内 ) を入力することになっていますが、購読申込者にとって知りたい特典・購読料以外に何を問い合わせたらよいのか分からないのです。独立講演会申込の時の様に何か「質問」を入力すればよいのでしょうか。
 入力すべき「問い合わせ内容」について、是非お教えください。
 ひょっとして私の様な疑問を持って、「東京コンフィデンシャルレポート」を購読したいのに未だに申込みできない人もいるかもしれませんね。
~引用ここまで~

このエントリーに詳しく、丁寧に記した通り、わたしは9年半前の参院選の最中にみずから決して、独立総合研究所 ( 独研 ) の代表取締役社長・兼・首席研究員を辞め、創業者株も全株無償で返上しています。
 そのために、東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) も、原稿の執筆を独研から業務委託されているだけです。
 東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の運営には一切タッチしていません。
 したがって、このお問い合わせにはかなり困りました。
 また、東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) を運営している独立総合研究所も大晦日はお休みです。
 しかし、せっかくTCRに参加しようという意欲を持っておられるのですから、独研の役員に電話をして聞きました。

 答えは、予想通り、簡潔でした。「会費を教えて欲しいとか、ふつうのことを書いていただければ大丈夫です。その際、法人会員をご希望なのか、個人会員をご希望なのかを書いていただくと助かります」
 わたしが上記の書き込みにある「購読申込者にとって知りたい特典・購読料以外に何を問い合わせたらよいのか分からない」という言葉を紹介すると、「まさしく特典や購読料だけの問い合わせで充分です」ということでした。

 わたし自身も、東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の公式サイトに行ってみました。
 最後にお問い合わせフォームはこちらというボタンがありますね。
 そこを押すだけで、問い合わせ画面に行きます。
 問い合わせ内容を記す画面は、少し広いですから、何か特別のことを書くのか、迷われたのでしょうね。
 ただ、この画面は、わたしが創業社長の時と変わっていないことが分かりました。

 東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) は、独立講演会よりも会員の負担が大きいですから、いきなり「申し込みボタン」を置かずに、あくまで「問い合わせボタン」だけにしたのは、独研としての配慮だったことも思い出しました。

▼これでお分かりいただけたでしょうか。

 このかたも、そしてみなみなさまも、よいお年をお迎えください。
 わたしは家族8人と年越しをします。






 
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